さて、先日の記事でイメージセンサークリーニングのレポートをしましたが、２台目のほうはちょっぴり苦戦するもなんとか気にならないくらいまでキレイになりました。今回のこちらのクリーニング成果をレポートしたいと思います。
"名古屋ポートレート”をキーワードにポートレート撮影活動を展開している”Be-Style"です。この記事を書いた2020年5月は本サイトを立ち上げて1周年を迎えました。令和元年当初はサイトのデザインなどを整えることにそれなりの時間を要しまし[…]
センサーの汚れ具合を撮影画像でチェック
では、まずはセンサーの汚れ具合をチェックするための撮影を行います。撮影の流れは前回のレポートから参照ください。
どうも、Be-styleです。
先日の記事でイメージセンサーの汚れをキレイにするクリーニングキットをご紹介しましたが、その後 早速Amazonで発注し 手元に届きました。2020年に世界を混乱させたコロナウィルスも終息の兆しが見え始め[…]
2台目のカメラは2020年に新たに新調したNikon D5です。
この日は雨天だったため、雨雲の空を撮影しています。
清掃前の画像がコチラ(Image01)。前回のD3sほどの数ではありませんが、真ん中に比較的大きめの黒い斑点が確認されたため、イメージセンサーのクリーニングを続行します。
VSGOのクリーニングキットで清掃
前回のD3sと同様に、最初はクリーニング液をつけずにスワブでなぞります。１回目の拭き上げ後がこちら（Image02)。
真ん中右上付近にあった黒い斑点がスジ状になって残ってしまっています。なんだか嫌な予感がしますが、２回目はクリーニング液を使い、３回目は乾拭き。その後の撮影画像がこちら(Image03)。
先ほど確認されたスジ状の汚れは解消されたものの、その他の箇所でままた黒い斑点が現れました。D3sのときのようにはすんなりいかず、長期戦の予感が・・・。気を取り直して、新しいスワブを準備して4回目の拭きあげ。その結果がこちら(Image04)。
Image04うーん、やっぱり残ってます。このまま終わるわけにはいかないと、さらに新しいスワブで5回目の拭き上げ。(Image05)。
画像左側はかなりキレイになりましたが、右側にゴミが集まってしまっています。ここで、もう１回クリーニング液での清掃(6回目)を敢行。すでにスワブの数も残り少なくなってきたため、先行きが不安・・・。乾拭き前の結果がこちら(Image06)。
Image06ようやく画像右側のゴミも取り除くことができました。しかし、まだ画像上部には気になるレベルの大きさの黒い斑点が確認できます。やっぱり乾拭きは必要ですね、ということで乾拭き～(7回目,Imege07)
Image07うーん、まだゴミが残っています。この時点で終わりのない清掃工程と残りスワブ１本という不安に悩まされながら、最後の乾拭きを決意(8回目)。その結果はこちら(Image08)。
Image08ようやくここまで来ましたが、完全にゴミが取り除けていません。スワブの在庫があれば拭きあげたいところですが、すでに使いきってしまったため、ここで同じ画像のLightroom設定をデフォルトに戻して確認することにしました。その画像がこちら(Image09)
Image09Lightroomの設定をデフォルトに戻しただけですが、ここまでキレイになっていることが確認できました。これであれば撮影に影響ないレベルまでクリーニングできていることが分かったため、これにて終了です。今回はかなり時間がかかりましたがなんとかイメージセンサーへのダメージもなく、セルフクリーニングできました。
画像を確認する際は「Lightroomで”明瞭度”と”かすみの除去”のコントロールでゴミを目立ちやすくしますが、ある程度クリーニングしてからは、Lightroomのデフォルト状態の見え方も同時確認するのがコツ」であることがわかりました。デフォルト状態で目立つような黒い斑点が見当たらなければ撮影にはそこまで影響ないかと思われます。(あくまで個人見解ですが)
セルフクリーニング結果
今回使ったスワブは全部で8本。D3sでは4本でしたが、今回はその倍の本数となってしまい、スワブを１日で使い切ってしまう結果となりました(^^ゞ
それでも、ケチってイメージセンサーにダメージ与えるくらいなら思いっきり使った方がという考え方は変わりませんので、これはコレで良しとします。カメラメーカーへセンサークリーニングを出す方が安心感は高いのですが、やはり一時的に手元にカメラがなくなること、そしてクリーニング代と送料でそれなりのコストがかかることを考えれば、スワブをたくさん使って根気よくクリーニングして結果が同じであればこの選択もありかと思います。(リスクは伴いますが・・・)
VSGOのクリーニングキットを使った清掃レポートはいかがだったでしょうか。ぜひ皆さんのデジタルカメラライフのご参考になればと思います。気になったときはクリーニング！！ということで、このキットおすすめです(*^^*)
なお、デジタルカメラのイメージセンサーは非常にデリケートかつ高価な部品になりますので、くれぐれもご自身でクリーニングされる際は自己責任でお願いします。(当記事はあくまで写真関連ツールの紹介までであり、ご自身の作業による損害に関して弊方は一切責任を負わないものとします)
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